温泉染の講義を受けて 2019.09.22
2019年9月22日
現在、清島アパート在住の旅する服屋さんメイドイン(ユキハシトモヒコさん)の別府アートマンスプログラムにご厚意で遠隔(facetime)で参加させてもらいました。
内容は、温泉染について皆で学ぼう。という題材。
環境問題も含め色々と考えることがありました。
旅する服屋さんメイドイン↓
https://m.facebook.com/tabisurufukuya/
個人用の記録としてザックリと箇条書き。
ときどき感想。
とりあえず1週間続けると、人が寄ってくる。
人は1週間のサイクルがあるので、2週目になると、1週目に怪しいと思っていた人が2週目には声をかけてくれる。
旅する服屋さんとして、その土地その土地の特色で出来ることをやった。
ラダックでは、地面に埋まるブルーシートなどを利用した。
(仮面をつけて踊るお祭りなどがある)
別府では温泉染。
温泉染=その土地を知ること
(視覚的だけでなく、歴史についてもだと思う)
温泉地は沢山あるが、別府は他の温泉地に比べて多様性がある。
源泉の種類が多いため沢山の個性を持っている。
今日降った雨が50年経って温泉んいなると云う定説があるそう。
2015年のアートマンスを利用して開始したが温泉染を文化として50年のサイクルの中で物作りを見ていきたい。
温泉染は、まるっと別府で完結できる。
メインは草木染め。
色止めとして温泉を利用する事で、温泉成分で反応が起こり採地特有の色に変化する。(5m離れたところでも温泉成分が違うらしい。)
熱エネルギーとして湯煙を使うそうだ。
確かに全てが別府の資源で完結する。
必要な資源もオーバーフローしているもので作られる。
温泉染製品をビジネスとして大量生産するとなると、現時点でオーバーフローしている資源だが、「消費」するに変わってしまい、沢山の資源が失われていく。
これでは清い感じではない。
あくまで、オーバーフロー/余っている資源を利用する事に意味がある。
とても共感できる。見習うべきところだ。
大きい意味での自然の中の循環でできる物作り。
素晴らしいと思った。
新しい別府特有の文化として、みんなが楽しく温泉染をできる未来のために日々実験を重ねる旅する服屋さんを応援したい。
ちなみに日光に干すと色がどんどん濃く変わったり、染めた物を別の温泉に持っていくと、そこで新たに色の変化が起こるそう。
なんとも不思議で興味深い。
2015年から研究を始めたそうだが、最近では別の温泉地でもチラホラ温泉染をやる人が増えて来ているようだ。
独占するつもりはなく、もっと沢山の人が温泉染を始めると良いなという。
でも私は思うのは、温泉染が広まった時に「温泉染といったらユキハシトモヒコさんでしょ。」みたいになってたら良いなぁと思う。温泉染の第一人者的な。
温泉染とは離れるが、標高5000mに住む遊牧民の喜びは大地に草が生えることだそうだ。
草は山羊や羊などの動物のご飯になるからだ。
でも最近は雪が少なくなった。
雪解け水が少なくなったので草が生えないそうだ。
年々、地球温暖化で平均気温は上昇している。
僕らは熱い熱いといって冷房機器で涼をとっている。
地球温暖化で暑くなる日本を快適に過ごすためにテクノロジーは日々進化している。
その裏では知らないうちに温暖化の代償を大きく受けている場所がある。
地球は繋がっている、日本だけが独立しているわけじゃない。
自分の日々の生活をもっと考えなくちゃと思った。
下の画像は私が勝手に作ったイベント紹介画像。
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ヘム鉄プロフィール
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2018年に大分県国東市に移住。国東市で何か始めたいと考え中。