読書の記録「ソトコト 2019年6月号」
ソトコトを読んでいる。
中に興味深い記事があった。
岐阜県の企業がカンボジアで、繁殖力の凄さから厄介者になっているホテイアオイという植物からバイオエタノールを作れないか研究を進めているそう。
本書を読むまでは「バイオエタノール?聞いたことはあるけど何かは分からん。」という感じだったが、記事を読み気になったので調べてみた。
サトウキビやトウモロコシ・木材・紙などの生物資源のバイオマスを発酵し蒸溜させ製造されるエタノール。
植物の他、わらやもみ殻、家畜糞尿、下水汚泥、廃食用油など、動植物由来のエネルギー源として利用もしくは再利用できる有機系資源を指す。
用途としては自動車用燃料として利用でき、排出する二酸化炭素はカーボンニュートラル(大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えないことが考えられる。)である。既に、ブラジルでは、ガソリンに20%混入、あるいは100%の自動車が走行しているそう。
素晴らしい技術だと思った。
私が知らなかっただけなのか、世の中に然程、浸透していないのかは分からないが、もっと一般的なものになると良いなぁと思った。
先日、TVで報道されていた、アメリカの大量のトウモロコシを日本が購入する事になった背景には
米国で2005年にガソリンへのバイオエタノール混合義務化(米国のトウモロコシ消費の4割が原料に)
2018年トランプ大統領が石油業界への選挙対策から、一部の製油所への混合義務を免除。
これにより大量のトウモロコシが余る。
という出来事があったみたいだ。
世の中、知らないことばかりで勉強になった。
ちなみに、シュレッダーダストは繊維が短いため再生紙の原料には、難しいそうで国内では一般廃棄物として処理されているそう。
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ヘム鉄プロフィール
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